インデックス投資について、思いつくままにメモ。
手数料比較
保有金額に対して発生する運用手数料(信託報酬)
米国ETF | 楽天・インデックス | |
---|---|---|
VTI | 0.03% | 0.162% |
VT | 0.08% | 0.212% |
投資信託には、楽天インデックス以外に、全米・全世界株式クラスで運用手数料が安いものに、eMaxis slimシリーズ、SBI 雪だるま, Vシリーズ(6月追加予定)などがある。
ETF・投資信託の利点・欠点・疑問など
米国ETFの方が手数料が安い。
米国ETFを購入する場合、円からドルへの交換に手数料が発生する。
米国ETFは売買に費用が発生するが、投資信託は発生しない(ノーロード)。 ただしSBI証券や楽天証券だと米国ETFの一部(VTI/VT/VOOなど)は買付手数料無料
米国ETFは1単位で購入できるが、購入するには、1単位の価格までお金を貯める必要がある。 (常に投資資金を全額投資できないるわけではない)
株・債券・REITの投資割合を調整する場合、ETFだと1単位の価格ベースになるが投資信託は100円単位。投資金額が少ないとETFで割合調整は難しそう。売買手数料も発生する。
米国ETFの場合で
インデックス型の投資信託は配当金を出さないので、税金の繰延効果がある。
疑問: VTに投資する楽天・インデックス全世界株式はどうなるのか? 米国ETF -> 運用会社で配当金でると思うんですけど・・・
投資信託には上記に記載した運用手数料以外に運用コストが+0.1〜0.2%発生する
結局、税金や手間など色々考慮すると、米国ETFとインデックス型のローコスト投資信託を買うのも手数料はあまり変わらない事になるらしい。
投資信託について
バランスファンド
株・債券・REITを決められた割合で自動的に調整してくれる。
WealthNavi
- 手数料1.1%(税込)。投資期間によって最低0.99%(税込)まで下がる
- アンケートに回答で投資割合(リスクグレード)が決まる。
- リスクグレードは任意に選択も可能
- 投資先は米国ETF VTI, VEW, VWO, AGG, TIP, GLD,IYR
- 上記は、個人でも投資できる
セゾン バンガード・グローバルバランスファンド
- 信託報酬0.57+-0.2(税込),売却時0.1%
- 全世界株式・債券に(たしか)50:50の割合で投資
- (たしか)専用口座の開設必要
三井住友TAM 世界経済インデックス
楽天・インデックス・バランスファンド(債券重視型)
- 信託報酬 0.226%(税込み)
- 全世界の株式・債券に投資。株: 債券は30:70
楽天・インデックス・バランスファンド(均等型)
- 信託報酬 0.222%(税込み)
- 全世界の株式・債券に投資。株: 債券は50:50
楽天・インデックス・バランスファンド(株式重視型)
- 信託報酬 0.218%(税込み)
- 全世界の株式・債券に投資。株: 債券は70:30
eMaxis slim8資産均等
ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
- 信託報酬: 0.154%(税込)
- 日本・先進国の株と債券に投資。それぞれ25%の割合
- GPIFがこの割合
株式・債券の全世界型
全世界へ投資するもので組み合わせる場合
全世界株式
全世界債券
- 楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド
- 0.232%(税込)
- 楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド
個別の組み合わせ
日本・米国・先進国・新興国の株・債券・REITなどのインデックスファンドを組み合わせて投資する。eMaxisシリーズなどが有名。
利点
- 投資割合を自由に決められる
- バランスファンドより、信託報酬が安い
欠点
- バランスファンドに比べて、管理銘柄が増える。
- リバランスする場合、資金が少ない場合は売却せずに追加投資でリバランスできるが、運用額が大きくなると、リバランスする場合売却する必要がある。売却した場合に利益があればその分税金を払う必要がある。
何にどう投資するか
あまり手間を掛けたくない。手間がかかると途中で面倒になって継続できなさそうなので。このためETFではなく、100円から投資できる投資信託を利用する。
アセットアロケーションをどうするか
リターンを期待するなら株式クラスに余剰資金すべてを投資するだが、リスクが大きいので、債券にも投資する。(近年、債券はゼロ金利だったり、海外債券は日本債券と期待値リターンは同じなのにリスクが大きいので投資する必要はあまりないとか見かけるけど・・・)
投資割合は、株式:債券 50:50とか80:20とか、年齢分を債券にとかいろいろある。また資産3法だかで株式:債券:REITを1/3づつとかもある。過去の実績から、リスク・リターンを算出してくれるサービスもある。
シンプルに考えると、株式はリターンが高く・リスクが高いので、ここにどれだけ投入できるかにかかってると思う。
株式のリターンは平均7%程度。ただし、短期的に急上昇したり暴落したりする。→ リバランス大事。
WealthNavi, セゾン・グローバルバランスファンドが気になるが、手数料が高めなのでパス。世界経済インデックスファンドも同様。(特にWealthNaviはリスクグレードの変更で自動でリバランスしてくれるので、自身のリスク許容度が変化しても柔軟に対応できそうで魅力的であるが、インデックスバランスファンドや、投資先のETFコストと比べるとちょっと高く感じるので)
バランスファンド1本にするなら
楽天・インデックスバランスファンド(均等)・全世界株式に1:1で投資する 株式:債券=75: 25になる。 楽天・インデックバランスファンド(株式重視型)に近いが、全世界型の信託報酬がバランスファンドより安いのでちょっと手数料が下がるのが利点。
8資産均等: 楽天・インデックスバランスファンド(均等):全世界株式に1:1:1で投資する。 株式:債券:REIT=約63: 29: 8になる。
1:1で計算したのは、1:1の割合だと、計算しなくても評価額をパットみただけでおおよその割合(均等に投資できているか)が把握できる。
- バランスファンドの組み合わせで買うと後で割合変更したくなった時に面倒。ただし投資に飽きた場合でもバランスファンドないでのリバランスは行ってくれる。
- 気になるなら、WealthNaviやバランスファンドなど、どれもちょっとづつ買うのもありだと思うが、銘柄や口座管理が増えて手間が増える。また、バラバラに投資したものを、クラス別にまとめると、多少面倒でも、各クラスのインデックスファンドで組み合わせればいいというところに戻ってくる。
結局どうするか
シンプルを重視するが、バランスファンド1本だと飽きそうなのと、コストをちょっとでも下げたいので、
に、1:1で投資する。
投資割合としては、株式:債券=75: 25にします。
最後に
あくまで素人の個人的な感想です。(投資関連の注意書きによくある)投資は自己責任で。