本のタイトルの通り、最速で経済的自立を実現するために時間とお金を最大限有効に活用する方法についての書かれた本。
書店で見かけたときの帯の内容が2.26ドルを5年で125万ドルに増やした具体的手段とあるので、株式の短期売買とかの手法が書かれているのかな？と思ったのですが、読んでみるとそのような内容ではありませんでした。（購入した理由は単に、ＸＸ円以上買い物をすると駐車料金Ｘ時間無料のサービスを受けたかったからという。素直に駐車料金払う方が出費が少ないんですがたまにはいいかなと）
簡単にまとめると、経済的独立を達成するために、具体的な収入の増やし方、お金を使うときの基準、投資戦略（株式）、不動産投資などについて書かれており、可能な限り収入を増やして、できるだけ多くのお金をできるだけ早く投資することが経済的独立への一番の近道となるというようなことが書かれています。
株式投資については、基本はS&P500 or VTIへのインデックスで10年以上使う予定がないなら、株式100%を勧めています。（それが絶対だとはいっておらず、債券への分散投資・個別株への投資についても書かれています。）
個人的には、株式100％投資は、投資したらほぼずっと売却しないでホールドするならこのリターンの期待値が高い方法がだと思ってます（リターンも高いがリスクも高い）。上がっても下がっても売らないのでリスクはあまり問題にならず、10年以上投資した場合の平均リターンは＋なのだから。
ただ、どうしても暴落した時の精神的ダメージを考えると、思い切ってこの戦略をとることができないです。いま、ふと思ったのは、収入を得る方法が複数あればここまで思い切った戦略が取れるのかな・・・と。
最後に、なんというか、この手の本は、読むと参考になることがあるのですが、支出を最小化するという観点からすると買わない方がいいと思うんですけどね。（だいたいこのブログも～を買ったばっかりですけど）。この本にも欲しいと思ったものを買うときには必要となるお金がどれだけかかって稼げたかなどをよく考えてから買いなさいというようなことがかかれてたりするし。しかし、そう思いながらも、なぜか買ってしまいます。。。
