なんとなくふと思ったんですが、
特定口座とNISA口座で同じ銘柄の投資信託に投資していた場合、
- 特定口座: 500,000円(そのうち利益が100,000円とする)
- NISA口座: 500,000円
NISAの5年間が終了したとき何もしていないと、そのときの評価額で特定口座に移されるので
- 特定口座 : 1,000,000(そのうち利益が100,000円)
になる。
ここから新NISAにNISA枠で投資していた500,000円投資したい場合、特定口座から500,000円売却することになる。
この場合、
売却益が50,000円あるので、これに税金約20%の10,000円がかかることになり、売却後の現金が490,000円になる。
また、特定口座の運用額が500,000円(そのうち利益が50,000)になる。
このため、新NISAに投資できる金額は490,000円になる。
合計投資金額は 990,000円になる。
これを、
NIAS口座にあるうちに500,000円分売却すると、売却後の現金が500,000円になる。
特定口座: 500,000円(そのうち利益が100,000円)のままになる。
新NISAに投資できる金額は500,000円になる。
合計投資額は1,000,000円のまま。
つまり、特定口座に移してから新NISA口座に動かすと、移管された評価額ですでに持っていた投資信託と合算されるのでに利益がある場合、税金がかかることになり、投資できる金額が減る。
税金を先払いしているので将来的にどうなるか?なところもありますが、複利効果を考えたらできるだけ多くのお金を運用している方が有利な気がします。
このため、特定口座と同じ銘柄を既存NISA枠で投資している銘柄を売却して新NISAに投資する場合、年内に売却してしまった方がいい気がしてきました。
これまで、NISA枠で投資していて特定口座でも投資している銘柄については、売却せず特定口座で持ち続けようかと思っていました。
これはほとんど思い付きなのでどこまであってるか?なところがあります。
また、年間360万円も新規で投資するお金を用意できるならば、気にせず特定口座へ払い出して新規資金で新NISAへすればいいのかもしれません。
ただ現実には、そのような新規投資のための資金がありません。
でも、できるだけ早く枠は埋めたいので、2009年に投資したNISA枠の投資信託は特定口座に払いだされる前に年内に売却して、新NISAで投資するための資金に変えておこうと思います。
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