MacbookAirをクラムシェルで使うために、いままでWindowsノートPCにつないでいた ディスプレイからの給電と映像入力できるUSB Type-CケーブルをMacbookAirに接続して、windowsノートPCにはHDMI + USB PD電源をつなぐようにしました。
USB PD電源はmacbook air付属の電源アダプターとUSB Type-Cケーブルを使っていたのですが、mac book AIr付属のUSB PD充電器は30W対応で、windowsノートPCは60Wを要求します。WindowsノートPCは負荷がかかるような使い方をしないので、充電が間に合わないということはないのですが、再起動時に30Wでは電力不足で60Wのアダプターを使うようにと警告がでます。
これを回避するために60W給電可能なUSB PDアダプターとケーブルを買おうかと思ったのですが、どうもUSB Type-Cケーブルが給電したい場合どれを買えばいいのかわかりにくかったので簡単に調べてみました。そのメモをして残します。
USB PD対応USB Type-Cケーブルの種類
どうやら、USB Type-C形状のコネクタを持ったケーブルには、
- 給電、データ転送、映像転送ができるもの
- 給電、データ転送ができるもの
があるようです(規格では給電のみもあるようです)。
また、データ転送は、高速な転送ができるUSB3.2対応とUSB2.0対応がある。
用途、仕様、AnkerのUSB PD対応USB Type-C製品
用途 | Anker製品 | PD対応 | データ転送 | 映像転送 | コネクタ形状 |
---|---|---|---|---|---|
充電と外部ディスプレイにつなぐ場合 | Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル | 100W | USB3.2 | Thunderbolt3 | USB Type-C |
充電したい場合 | Anker 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル | 100W | USB2.0 | × | USB Type-C |
充電したい場合 | Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル | 60W | USB2.0 | × | USB Type-C |
- Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル
- Anker 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル
- Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
USB, USB PD, Thunderboltの仕様メモ
- USB
データ転送速度 | |
---|---|
USB 2.0 | 480Mbps |
USB 3.2 Gen1 | 5Gbps |
USB 3.2 Gen2 | 10GBps |
USB 3.2 Gen2x2 | 20Gbps |
USB4 | 40Gbps |
- USB PD
- ケーブルにeMakerチップ搭載
- 最大100W (20V/5A)
- 電圧: 5V/9V/15V/20V
- 電流: 5V/9V/15Vの場合 最大3A, 20Vの場合 3A/5A
Thunderbolt
データ転送速度 コネクタ形状 Thunderbolt 2 20Gbps 専用端子(mini display portと同じ) Thunderbolt 3 40Gbps USB Type- C